江戸川区あさひ接骨院スタッフブログ

むち打ち症 「歴史と社会問題」 | 2014/07/11

こんにちは。本日は「むち打ち症が良くなる7つの鍵」という本の中からです。

皆さんよく耳にする「むち打ち症」という名前。正式名称を「外傷性頚部症候群」といいます。

ずいぶんと正式名称からかけ離れた呼び名ですが、こう呼ばれるようになったのは症状の原因となる首の動きに

由来するといわれています。

また、この名の歴史は古く、時代は1914年の第一次世界大戦までさかのぼります。

当時、戦闘機に乗り込むパイロットたちが、搭乗後に頚部痛、上肢の痺れ、感覚麻痺、頭痛、吐き気、耳鳴りといった

症状を訴える者が続出したのです。

一体、なぜこのような事が起こるのか。その原因を調べてみると、滑走距離の短い戦艦から離陸時の急発進、

着陸時急減速によって起こる首への強い衝撃であることがわかりました。

その時の首が過屈曲・過伸展する状態が、「むちの様にしなり打つ(whiplash)動きに似ている」ことから、

1928年、アメリカの医学者によって名付けられたのが始まりといわれています。

日本では少し後の1955年後半から1973年の高度成長期の頃よりで、自動車産業が盛んになり

運転に慣れていない為、追突事故が続出し、現代でいう「むち打ち症」になる人が急増したのです。

当時は「むち打ち症」の研究もあまり進んでおらず、不可解な症状(上肢の痺れ、感覚麻痺、頭痛、吐き気、耳鳴)

が次々と現れる「後遺障害が残る不治の病」とマスコミがはやしたて、社会問題になったそうです。

医学の進んだ今でも、ほうっておくと厄介な症状ですので、早めの治療をお勧めします。

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